この記事では、コツコツとひとかぶ(単元未満株)投資を始めて5年目に突入した私がどのようにひとかぶ投資を始めて、どのように続けているかを解説します。
日本の個別株でひとかぶ投資を始めたい、やってみたけど続かないという方の参考になれば幸いです。
ひとかぶ(単元未満株)投資とは?
株式投資が初めての方もそうでない方も、単元未満株投資についてよく知らないという方は多いのではないかと思います。

まだマイナーな存在かと、、、
単元未満株投資とは、日本の株式市場で1株~99株の間で株を売買することです。
通常、日本株を購入する際、100株(1単元)で売買になりますが、証券会社によっては1株から取引できるところがあるのです。
単元未満株投資に対応する証券会社は徐々に増えており、証券会社によって”S株”、”かぶミニ”、”ワン株”など様々な呼称がつけられています。

取引手数料が無料の証券会社もありますよ。
1株で購入すれば必要な資金は単元株の100分の1です。
単元未満株投資は、私のように投資資金が少ない個人投資家が少額で分散投資をするのにもってこい。
このブログでは、単元未満株を始め1株や1口といった少額で始められる投資をひとまとめに”ひとかぶ投資”と呼んでいます。

この記事では日本株にフォーカスしてます。
私のひとかぶ(単元未満株)投資の始め方
私はひとかぶ投資を2021年1月から始めました。

コロナ禍のまっただ中でした。
最初は、購入したい銘柄を30銘柄くらいリストアップして、その銘柄を1株〜3株くらいの単位で少しずつ購入していきました。
実際に私が投資を始めた最初の3ヶ月(2021年1月〜3月)のデータを見てみると、
- 7銘柄(会社)を1株のみ保有
- 最も多く購入した銘柄で18株保有
- 合計で23銘柄を購入し、トータルでちょうど120株保有
という結果でした。
1単元+20株という株数を3ヶ月かけてコツコツと購入していったことが分かります。
平均すると1ヶ月で40株くらい購入していることになります。
その当時の持ち株数によるセクター割合を示したグラフがこちらです。

かなりバランス悪いですが総数が120株なので1株違いでバランスが変わるような状況です。
最初はセクター分散を意識せず割安なセクターを購入していっていました。
景気は循環するので、割安なセクターは変わっていきます。
「セクターバランスは後々整えていけばいい」くらいの感覚で、まず始めてみるのがいいと思います。
私は自分自身で経験しましたが、ひとかぶ投資なら多少高値で購入してしまっても後から挽回できます。
ひとかぶ投資だからコツコツと続けられた

私は今でもひとかぶ投資を継続しています。
ひとかぶ投資を始めて今年で5年目になりますが、現在は高配当株ばかりを購入しています。
ポートフォリオのバランスを整えることが現在の目的です。
以前は、どんどん資金を株式に投入して配当の拡大を目指していましたが、そのフェーズからは脱しました。

月に1〜3銘柄くらい買うかどうか、という感じでコツコツゆるゆる続けています。
最近は、5株や10株といったキリのいい単位で購入することが多いです。
セクターバランスと簿価利回りをチェック
現在投資するときに気をつけているポイントは、
- セクターバランス
- 簿価利回り

この2点です。
投資を始めた頃はあまり気にしてませんでしたが、途中から自作の高配当株ポートフォリオとして持ち株を管理するようにしました。
現在では保有銘柄が50以上になり、セクターバランスが偏らないよう時々チェックしながら買い増ししています。
ちなみに簿価利回りとは、購入したときの株価に対する配当利回りです。
例えば、
株価1,500円の銘柄の配当が40円の場合、配当利回りは2.7%ですが、
この株を1,000円の時に購入していれば、配当利回りは4.0%です。

この4.0%が簿価利回りです。
簿価利回りを上げようとすると景気敏感銘柄が多くなってしまいがちです。
それだと景気悪化による減配リスクがあるため、ディフェンシブ銘柄からの配当が50%以上になるよう気を付けています。

セクターバランスは「配当管理」アプリでチェックしてます。
単元株(100株)投資が続けられなかった理由
日本の個別株を初めて購入したのは単元未満ではなく単元株でした。
でも、投資資金が限られるのですぐに行き詰まりました。

その当時は単元未満株投資の存在を知りませんでした。
単元株だと1銘柄購入するのに数十万円かかるのが普通なので、買える銘柄数の限界があります。
その頃は投資目的を定めていなかったのも行き詰まった要因です。
配当重視と目標を定めてからひとかぶ投資を始め、
しばらくしてから単元株投資に切り替えましたが、続けられる投資資金がなくまた行き詰まりました。

その後、ひとかぶ投資に戻りました。
自分で気がついたのは、これはリスク許容度の問題だということです。
100株単位で購入することは私にとってはリスクが高すぎて躊躇してしまいますが、ひとかぶ投資ならいける!のです。
大切なのは、
- 投資目標を定めること
- 投資資金を確保すること
- 自分のリスク許容度を知ること
この3つだと思います。
私が思うに、自分のリスク許容度が分からないうちこそ、ひとかぶ投資で始めた方がいいと思います。
少額だからこそ、リスク許容度の試行錯誤もできます。

目標がまだない方は、とりあえず「月1万円の配当を得る」というのはどうでしょう?
実際に投資して分かったひとかぶ投資のメリット・デメリット
ひとかぶ投資も単元株投資も両方を経験して、
ひとかぶ投資に戻ってきた私が今までの投資経験を振り返ってメリットとデメリットをお伝えします。

デメリットはあるもののやっぱりひとかぶ投資がおすすめですね〜。
メリット1:小さく失敗できてよかった
ひとかぶ投資は投資額が小さいので、損失額も小さいです。
私はこのことに何度か救われました。
投資初心者の頃、いろんなYouTube動画で投資の勉強をしました。
YouTubeで有益な情報を得られるものの、初心者の私にとってはそうならないこともあり、
私は、インフルエンサーさんおすすめの銘柄が暴落して損切りしたことや、おすすめした直後に高値で購入して何年も塩漬けになったことがあります。

お恥ずかしながら、損切りしたケースのリアルな金額を公開します。
購入時に3,105円だった某ハイテク銘柄がマイナス75%になり769円に値崩れしました。
私は10株購入していたので損失額は23,360円でした。
これを単元株で購入していたら、233,600円の損失です。
恐ろしいですね。

ひとかぶ投資を始めたばかりだったのでマイナス75%はかなりへこみましたね。。。
今でもたびたび起こっていますが、
投資インフルエンサーさんが紹介した銘柄はその直後に多くの人の購入が殺到するため価格が突然跳ね上がることがあります。
私は何度か失敗したことで学習し、
インフルエンサーさんが紹介した銘柄は、しばらく様子見して価格が落ち着いてから購入するようにしています。

みなさまは私と同じような失敗をしないようご注意ください。
メリット2:投資回数が多いので、相場観が身につく
ひとかぶ投資家は、1回の投資額が少ない反面で投資回数が多くなります。
通常100株を1回で購入するところ、1株単位で購入すれば100株にたどり着くまでに100回、10株単位で購入しても10回投資することになります。

たとえ数百円や数千円でも自分で働いて得たお金なので、1回、1回が真剣です。
高値づかみしてしまった時などは、なぜそうなったのか自分なりに勉強して分析します。
逆に、あるセクターだけが安値になる時もあります。

そういった時にもなぜ安値になっているのか調べます。
例えば、
アメリカで銀行が相次いで破綻し金融危機かと言われたときに、日本の金融セクター銘柄も連動して株価が下落したことがありました。
株価の下落は個別の企業の問題ではないし、金融危機もすぐに収束する見通しだと分かったので、このとき私は金融セクター銘柄を購入しました。

1回、1回が勉強です。
こうした経験を積み重ねると何が株価に影響するのかがだんだん分かってきます。
そして、今では、金利や為替、米国市場の動きなどに目をとおすのは日常です。
一度も株式投資をしたことがない方も一度ひとかぶ投資で株を購入してみてください。
そうすると、今まで関心がなかった経済ニュースが気になるようになりますよ。
デメリット1:リアルタイムや指値(さしね)での売買に手数料がかかる
ひとかぶ投資が単元株投資と異なり不便だと思う点は、
- 今買いたいというリアルタイム購入ができない(手数料がかかる)
- この値段になったら買いたいという指値注文ができない(手数料がかかる)
という2点です。
注:証券会社によってはできますが手数料がかかるのでこのブログではおすすめしていません。

余計な手数料は敵です。
SBI証券では注文する時間によって約定(やくじょう)タイミングが、
注文時間 | 約定時間 |
前日14:00 ~7:00 | 午前9:00 |
7:00〜10:30 | 昼12:30 |
10:30 ~14:00 | 午後3:30 |
この3パターンのみです。
楽天証券では、
注文時間 | 約定時間 |
前日17:00 ~8:45 | 午前9:00 |
の1パターンのみです。

約定とは売買が成立することです。
長期投資を前提に購入しているので、多少タイミングがずれても影響はそれほどないですが、
今でも「今日買いたいのに時間が間に合わない。」ということがたまにあります。
余談ですが、あまりメジャーではない銘柄だと注文を入れても売買が不成立のことがあります。
リアルタイム取引と指値取引を手数料無料にしてもらえると、もっと単元未満株取引をやりやすくなるのですが、、、

証券会社さん、よろしくお願いします。
デメリット2:損失が小さければ利益も小さい
損失が小さいという裏返しになりますが、、、

利益も小さいです。
特に始めたばかりのころは、株価が値上がりしても数百円、数千円のプラスと利益も少額です。
そして、配当額も少額です。

私が最初に受け取った配当は28円でした。
子どものおやつ代にも負ける金額ですね。
最初のうちはこんなに少額で、いつになったら目標の配当が手に入るんだろうと果てしない感じがするかもしれませんが、
千里の道も一歩から。
ひとかぶ投資ならではのデメリットはありますが、私自身は少額でできるひとかぶ投資だからこそ今でも日本株投資を続けられています。

小さく積み重ねて千里を目指しましょう。
手数料が無料の証券会社がおすすめです
もっともおすすめなのがSBI証券、次が楽天証券です。
その理由は単元未満株投資が手数料無料なのがこの2社しかないからです。

私はSBIと楽天の両方の口座を持っています。
SBI証券が優れているのは、手数料完全無料で対応している銘柄数も多いことです。
楽天証券が手数料無料なのは寄付での成行での売買のみです。
取扱銘柄数もSBIより若干少ないです。
ただ、楽天証券は2024年12月に取扱銘柄数を増やしており、今後も拡大に期待が持てます。

そもそも、単元未満株取引に対応していない証券会社も多いです。
そんな中でも手数料無料で取引ができるSBI証券と楽天証券は、ありがたい存在だと思います。
まとめ
この記事では、私のひとかぶ投資の始め方や続け方をご紹介するとともに、私が思っているメリット・デメリットにも触れてきました。
ひとかぶ投資は、単元株(100株単位)投資にない制約があり不便に感じるところはありますが、やはり少額で売買できるところが魅力です。
特にこれから個別株での株式投資を始める人はまずひとかぶ投資から始めた方がいいと思います。

千里の道は100歩からではなく1歩からがおすすめです!
高配当株投資は、
いかにして長期的に配当を安定成長させるか?
というミッションをこなしていくイメージです。
個人的にビデオゲームやポイ活好きな人に向いていると思います。

私は両方とも好きです♪
特に、ポイ活の上位互換のようにも思います。楽しいですよ♪
まだSBI証券と楽天証券の口座をお持ちでない方はこの機会に口座開設しませんか?
単元未満株投資をするにはこれらの証券口座がないと始まりません。
公式サイトへのリンクを貼っておきますので、よかったらご活用ください!

よくお得なキャンペーンをしているので逃さないようにしてくださいね。