この記事では、私が日本の高配当株投資に使用しているYahoo!(ヤフー)ファイナンスのポートフォリオ活用方法を詳しくご紹介します。
Yahoo!ファイナンスは、LINEヤフー株式会社が提供している投資やマネーの総合情報サイトです。東証のチャートがリアルタイムで見られ、機能も充実しているのに無料で使えます。
私はYahoo!ファイナンスのポートフォリでは売買を考えている銘柄のみ管理しています。
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“ウォッチリスト”と言われていますね。
高配当株全体の総投資額や配当、個別銘柄やセクター割合などは「配当管理」という別の無料アプリを使用しています。
私はこのようにアプリを使い分けてから投資成績が良くなったので、ぜひ最後までお読みいただきあなたの投資生活のお供にご活用ください!
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「配当管理」も、後ほどこの記事の中でダウンロードができます!
ポートフォリオはウォッチリストとして活用しています
Yahoo!ファイナンスのポートフォリオをウォッチリストとして活用する場合のポイントは2つです。
- Yahoo!ファイナンスのポートフォリオに入れるのは今後売買する銘柄にしぼる。
- ポートフォリオは、新規購入する銘柄と買い増しする銘柄を別にする。
実際に私もこのとおりにポートフォリオを活用しています。
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ポートフォリオは銘柄を入れておくフォルダーです。
もっとも私はバイ・アンド・ホールドを基本スタンスにしているので購入用に使用し、持ち株を売ることは滅多にないです。
ちなみに、Webサイトよりもスマホアプリの方がチャートが見やすくておすすめです。
アプリでポートフォリオを作成しましょう
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では、実際にポートフォリオを作成して銘柄を登録してみましょう。
Yahoo!ファイナンスでは、ポートフォリオを3,000件、一つのポートフォリオに50銘柄まで登録できます。
この記事では、KentochuとMochikabuという2つのポートフォリオを活用する方法をご説明します。
2つのポートフォリオの使い分けはこのとおりです。ポートフォリオ名はお好きなものに設定していただくと愛着がわきますよ!
Kentochu:今後、新たに購入を検討している銘柄を登録
Mochikabu:既に購入済みで、買い増ししたい銘柄を登録
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事前準備として、下記2つをやっておいてくださいね。
Yahoo!JAPANのIDを持っていない方は先に作成しておきましょう。
こちらのリンクからIDが作成できます。
ポートフォリオに登録する銘柄を最低1つメモしておきましょう。その時、コードという4桁の数字を一緒にメモしておくと便利です。
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例えば、トヨタ自動車(株)のコードは7203です。
ポートフォリオの新規作成
では、実際の画面でKentochuのポートフォリオを作成していきます。ぜひご一緒に!
まず、スマホにYahoo!ファイナンスアプリをインストールします。
こちらからダウンロードできます↓
①アプリを開いて下のメニューの左から2番目のポートフォリオをタップします。(ホーム画面からも作成できますが、ここではポートフォリオ画面で説明します。)
②+ポートフォリオを新規作成をタップします。
![Yahoo!ファイナンスポートフォリオ使い方①②](https://hitokabu-toshi.com/wp-content/uploads/2023/08/yahoofinance1-1024x538.png)
③ポートフォリオ新規作成という窓が立ち上がるので、Kentochuと入力して、次へをタップします。
![Yahoo!ファイナンスポートフォリオ使い方③](https://hitokabu-toshi.com/wp-content/uploads/2023/08/yahoofinance2-1024x538.png)
銘柄の登録
④この画面になるので、最初に控えておいたコードか銘柄名(企業名)を入力します。
![いちご](https://hitokabu-toshi.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG_0226-150x150.png)
私はいつも4桁のコードを入力します。同じような名前の企業と間違えないためです。
⑤該当の企業名や株価が表示されるので画面をタップします。
![Yahoo!ファイナンスポートフォリオ使い方④⑤](https://hitokabu-toshi.com/wp-content/uploads/2023/08/yahoofinance3-1024x538.png)
⑥この画面が出たら、コードや企業名が合っていることを確認して保存をタップします。
![Yahoo!ファイナンスポートフォリオ使い方⑥](https://hitokabu-toshi.com/wp-content/uploads/2023/08/yahoofinance4-1024x538.png)
登録内容の確認
⑦この画面が出たら、確認のため画面をタップします。
![Yahoo!ファイナンスポートフォリオ使い方⑦](https://hitokabu-toshi.com/wp-content/uploads/2023/08/yahoofinance5-1024x538.png)
⑧先ほど選択した企業名や株価が表示されていればOKです!
![Yahoo!ファイナンスポートフォリオ使い方⑧](https://hitokabu-toshi.com/wp-content/uploads/2023/08/yahoofinance6-1024x538.png)
![いちご](https://hitokabu-toshi.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG_0226-150x150.png)
ポートフォリオ作成、お疲れ様でした。
一度ポートフォリオを作成した後は、
⑧の画面の+銘柄を追加するをクリックすれば
④の画面が立ち上がるので、
どんどん選定した銘柄を追加していきます。
【必須設定!】データ通信量と電池を節約する方法
ここでは、データ通信量と電池使用量を節約する方法をお伝えします。
![いちご](https://hitokabu-toshi.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG_0226-150x150.png)
データ通信量や電池使用量の大きなアプリはストレスになるので必須設定です!
自動更新間隔は「オフ」にする
①画面下のメニューから一番右側のメニューをタップします。
②自動更新間隔の右側の「>」をタップすると「株価自動更新間隔」という画面が出るので、そこでオフを選択します。
![Yahoo!ファイナンス通信量節約①②](https://hitokabu-toshi.com/wp-content/uploads/2023/08/yahoofinance-data1-1024x576.png)
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これで手動更新に変更されました。
手動で更新する方法
次に、手動で更新する方法をご説明します。
③まず、下のメニューからホームをタップします。
④画面を下方向にスワイプすると、
⑤画面上部に「画面を引き下げて…」というメッセージが出ます。
![Yahoo!ファイナンス通信量節約③④⑤](https://hitokabu-toshi.com/wp-content/uploads/2023/08/yahoofinance-data2-1024x576.png)
⑥画面上部のメッセージが、「指を離すと更新…」に変わったら、
⑦指を離します。
![Yahoo!ファイナンス通信量節約⑥⑦](https://hitokabu-toshi.com/wp-content/uploads/2023/08/yahoofinance-data3-1024x576.png)
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これで最新情報に更新されました!
アプリを立ち上げた時にその都度手動更新しましょう。この方法がコスパがいいです!
デメリットは掲示板の管理
Yahoo!ファイナンスの最大のデメリットは掲示板の管理状況だと思います。
各銘柄、さらに日経平均などの指数毎に必ず掲示板がありユーザーが様々なコメントを投稿しています。
この掲示板には役立つ情報も多いのですが、ガイドラインに違反した投稿も目立つのが現状です。
この掲示板の管理状況は早くなんとか改善してもらいたいなと思っています。
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持ち株がTOB(株式公開買付け)されたことをいち早く知ったのはYahoo!ファイナンスの掲示板でした。こういう情報はありがたいですね!
銘柄が増えたので、景気敏感株とディフェンシブ株に分けています
最近、管理する銘柄が増えたので景気敏感株とディフェンシブ株でポートフォリオを分けました。
- 景気敏感株:景気動向に業績が左右されやすい銘柄
- ディフェンシブ株:景気動向に業績が左右されにくい銘柄
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銘柄が少ない場合はメモ欄を使えばいいかと思います。
その理由は、ディフェンシブ株が全体の50%を切らないように買い増ししたいからです。
安定した配当所得を得るために、ディフェンシブ株が日本株の持ち株全体の50%を切らないように買い増ししたいです。
Yahoo!ファイナンスのポートフォリオの1フォルダーに入るのは50銘柄までなので、それ以上はフォルダーを2つ使用することになります。
そのため、この方法にしました。
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「配当管理」アプリで管理している持ち株も景気敏感とディフェンシブで口座を分けています。
景気敏感とディフェンシブの見分け方
景気敏感とディフェンシブは大まかにセクターによって分類されることが一般的です。
化学、鉄鋼、非鉄、機械、電機(半導体など)、精密、輸送用機器(自動車など)、卸売(商社など)、銀行、証券、不動産など
食品、電力・ガス、医薬品、ヘルスケア、陸運(JRなど)、保険、情報・通信(NTTやKDDIなど)など
ですが、この分類どおりにいかない企業もあります。
例えば、花王(株)は化学セクターに分類されるものの日用品を扱っているのでディフェンシブ株に分類されています。
また、小売業では、(株)ファーストリテーリングや(株)良品計画は景気敏感ですが、イオン(株)はディフェンシブです。
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簡単にはいかないですね。
迷うときはPerplexity(パープレキシティ) AIを活用しています
銘柄の中には、
ディフェンシブ?
景気敏感?
いったいどっち???
と迷う銘柄があります。
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一概に、このセクターだからこっちと決められないんですよね。
こんな場合は、
Perplexity(パープレキシティ)
というAI検索エンジンを活用しています。
「AIってなんか難しそう」と思うかもしれませんが、Perplexityはインターネットが使える人なら誰でも使えると思います。
Perplexityはこちらから無料でダウンロードして使えますので試しに使ってみてください。
![いちご](https://hitokabu-toshi.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG_0226.png)
Perplexityの検索ボックスに質問を投げかけるだけです!
アプリを立ち上げて最初の画面で右上にある「キャンセル」を押せば、ユーザー登録なしで使用できますよ。
Perplexityに、
「次の企業は景気敏感、またはディフェンシブですか?(株)◯◯、(株)△△、、、」
と質問すると、企業ごとに景気敏感かディフェンシブかとその理由を回答してくれますよ。
便利だし勉強になります。
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ぜひPerplexityを試してみてください!
総資産額や配当の把握には「配当管理」アプリが優秀です
私は日本の高配当株投資をする際に、下記の点に気をつけています。
- 特定のセクター(業種)が、最大でも20%を超えないようにする
- 特定の銘柄からの配当金が、ポートフォリオ全体の配当金の3%を超えないようにする
- ディフェンシブ銘柄が50%を切らないようにする
Yahoo!ファイナンスだけではこれらを把握できません。
そのため、私は「配当管理」という無料のアプリを併せて使用しています。
このアプリで把握しているのは以下の項目です。
年間配当金額(税引前・後)、総投資額、総資産評価額、個別銘柄の割合、セクター分散の確認
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米国株の管理もできるので、日米を合わせた配当総額も把握できます。
こちらから無料でダウンロードできますからよかったらご活用ください。
この2つのアプリを併せて使用するデメリットもあります。
それは、2つとも手動で更新する必要があるところです。
私はちょこちょことひとかぶ(単元未満株)投資をしているため、購入するたびに2つのアプリの保有数と購入価格を更新しています。
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私はこの作業、けっこう好きなんですけどね。
まとめ
Yahoo!ファイナンスは無料で自作のポートフォリオ管理ができる優秀なアプリです。
私は配当管理というアプリと合わせて次のように使い分けしています。
Yahoo!ファイナンス | 売買する銘柄の管理 |
配当管理 | 総資産額や配当、銘柄・セクター分散の確認 |
2つとも私にとって日本の高配当株投資に欠かせない存在です。
この記事が、あなたの投資生活に役立つことを願っております!
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アプリを活用してひとかぶ投資をあなたの生活の一部に!