この記事では、2025年1月末時点における私の日本の高配当株ポートフォリオを公開します。
高配当株投資のマイルールなども解説していますので、自作の高配当株ポートフォリオを作成する際のご参考になれば幸いです。
基本はひとかぶ(単元未満株)投資です
日本の高配当株は全部で56銘柄保有しています。
前回より1銘柄増えました。

それ、すごい金額になるんじゃ、、、

ひとかぶ単位で購入してるから少額で分散投資できるんです。
私はひとかぶ(単元未満株)投資をメインにしているため、投資金額は単元株(100株)で投資するよりかなり少額です。
日本株は100株単位で購入するのが通常ですが、これだと多くの銘柄に分散投資するには多額の資金が必要になります。
投資の基本は長期・分散。

これは個別株投資でもインデックス投資でも同じです。
ひとかぶ投資だと少額で分散投資できるので、これから高配当株投資を始めたい人におすすめです。
ちなみにひとかぶ投資をするなら、最もおすすめなのがSBI証券、その次が楽天証券です!
そもそも、単元未満株投資ができる証券会社は少なく、それに上記2社以外は売買時に手数料がかかります。
- 買うときは手数料無料でも売却時に手数料がかかる
- NISA枠内のみ手数料無料
など使い勝手がいまいちよくないんです。

私はSBI証券と楽天証券の2つの証券口座を持っています。
楽天証券でかぶミニ(単元未満株)投資をする場合の注意
私はSBI証券でひとかぶ投資をしていますが、最近は楽天証券も使いやすくなりました。

単元未満株は、SBI証券では”S株”、楽天証券では”かぶミニ”と呼ばれています。
楽天証券はSBI証券よりひとかぶ投資できる銘柄が少ないのが最大の弱点です。
2024年12月17日に楽天証券で単元未満株取引ができる銘柄が拡大されましたが、私の持ち株のうち6銘柄がまだ入っていませんでした。
どの銘柄か分かるように後ほどご紹介するポートフォリオで☆印をつけておきますね。
それと、楽天証券では取引の仕方によっては手数料がかかるので注意です。

SBI証券だと手数料は完全無料です。
楽天証券でかぶミニをする時は、
「寄付(よりつき)」に「成行(なりゆき)」で売買しましょう!
この方法だと手数料がかかりませんが、これ以外の方法(リアルタイムの指値など)だと手数料がかかってしまいます。
ちなみに、寄付とは株式市場が始まる時間のことで日本だと朝9:00です。
成行とは、株価を指定せずに注文する方法です。

楽天かぶミニは〜♪ 寄成(よりなり)〜♪
これを呪文のように覚えておいてください。
余計な手数料は敵です。
楽天証券でのかぶミニの取引方法は下記公式サイトにて、PC・スマホ・iSPEEDアプリそれぞれ解説がありますのでご参照ください。
高配当株投資のマイルール
購入する時は、配当利回り3.75%(税引き後3%)以上を目安にしていますが、下記の場合は多少利回りが低くても購入しています。
- 増配銘柄
- ディフェンシブ銘柄
- ポートフォリオの中でのセクター比率が低いもの

配当利回りはYahoo!ファイナンスアプリでチェックしてます。
配当の割合はディフェンシブ銘柄からの配当が景気敏感銘柄+その他からの配当以上になることを目指しています。
つまり、
ディフェンシブ銘柄Aからの配当+ディフェンシブ銘柄Bからの配当+ディフェンシブ銘柄C、、、
=ディフェンシブ銘柄からの配当合計2万円
景気敏感銘柄Aからの配当+景気敏感銘柄Bからの配当+景気敏感銘柄C、、、
=景気敏感銘柄からの配当合計1万円
+その他Aからの配当金5千円
というふうになることが理想です。

配当額は「配当管理」というアプリで確認しています。
このように割合を調整しながら購入するところは積立投資にない大変なところですが、自分でどんどん配当利回りを高くしていけるのが魅力です!

ちなみに、配当は再投資せず全額使っています。
2025年1月末現在の日本の高配当株ポートフォリオ
ポートフォリオのご紹介の前に、まず2025年1月末現在のポートフォリオの概要をご説明します。
合計で56銘柄を特定口座にて運用しています。
ディフェンシブ銘柄、景気敏感銘柄とその他の割合は下記のとおりです。
銘柄数 | 資産割合 | 配当割合 | 簿価利回り | |
ディフェンシブ銘柄 | 24 | 50.0% | 47.2% | 4.38% |
景気敏感銘柄 | 31 | 49.5% | 52.0% | 5.63% |
その他 | 1 | 0.5% | 0.8% | 4.71% |
簿価利回りは税引前

もう少しディフェンシブ銘柄の配当割合を増やしたいところです。
なかなかディフェンシブ銘柄からの配当割合を50%以上にできませんね。。。
細かいところですが、資産割合は取得額ではなく評価額での比率です。
簿価利回りは取得額に対しての配当利回りです。そのため、現在の株価での配当利回りとは異なります。

簿価利回りをもっと上げていきたいです。
ちなみに、配当総額を取得総額で割った、総簿価利回りは4.96%でした。
ディフェンシブ銘柄
ここからが個別銘柄のご紹介になります。

まずは、ディフェンシブ銘柄からご紹介します。
ディフェンシブ銘柄は、景気に左右されにくい安定が魅力です。多少利回りが低くても将来の増配を期待して購入しています。
No. | コード | 名称 | セクター |
1 | 2169 | CDS | サービス業 |
2 | 2296 | 伊藤ハム米久HLDGS | 食料品 |
3 | 2391 | プラネット | サービス業 |
4 | 2393 | 日本ケアサプライ | サービス業 |
5 | 2914 | 日本たばこ産業 | 食料品 |
6 | 3834 | 朝日ネット | 情報・通信業 |
7 | 3861 | 王子ホールディングス | パルプ・紙 |
8 | 4452 | 花王 | 化学 |
9 | 4502 | 武田薬品 | 医薬品 |
10 | 4551 | 鳥居薬品 | 医薬品 |
11 | 6073 | アサンテ | サービス業 |
12 | 6178 | 日本郵政 | サービス業 |
13 | 7921 | TAKARA & COMPANY | その他製品 |
14 | 7994 | オカムラ | その他製品 |
15 | 8410 | セブン銀行 | 銀行業 |
16 | 8697 | 日本取引所グループ | その他金融業 |
17 | 8725 | MS & AD | 保険業 |
18 | 8750 | 第一生命HLDGS | 保険業 |
19 | 8766 | 東京海上HD | 保険業 |
20 | 9142 | 九州旅客鉄道 | 陸運業 |
21 | 9432 | 日本電信電話 | 情報・通信業 |
22 | 9433 | KDDI | 情報・通信業 |
23 | 9436 | 沖縄セルラー電話 | 情報・通信業 |
24 | 9513 | 電源開発 | 電気・ガス業 |
景気敏感銘柄

こちらは景気敏感銘柄です。
景気敏感銘柄は景気の好不調に応じて業績が大きく変動する企業の株式です。
減配リスクを考えると目安(3.75%)より高利回りを狙いたいところです。
No. | コード | 名称 | セクター |
1 | 1605 | INPEX | 鉱業 |
2 | 2124 | ジェイエイシーリクルートメント | サービス業 |
3 | 2670 | エービーシー・マート | 小売業 |
4 | 3407 | 旭化成 | 化学 |
5 | 3597 | 自重堂☆ | 繊維製品 |
6 | 3763 | プロシップ☆ | 情報・通信業 |
7 | 4008 | 住友精化 | 化学 |
8 | 4042 | 東ソー | 化学 |
9 | 4248 | 竹本容器 | 化学 |
10 | 4762 | エックスネット☆ | 情報・通信業 |
11 | 5020 | ENEOSホールディングス | 石油石炭製品 |
12 | 6087 | アビスト☆ | サービス業 |
13 | 6670 | MCJ | 電気機器 |
14 | 6957 | 芝浦電子 | 電気機器 |
15 | 7203 | トヨタ自動車 | 輸送用機器 |
16 | 7267 | 本田技研 | 輸送用機器 |
17 | 7453 | 良品計画 | 小売業 |
18 | 7751 | キャノン | 電気機器 |
19 | 7820 | ニホンフラッシュ | その他製品 |
20 | 7995 | バルカー | 化学 |
21 | 8001 | 伊藤忠 | 卸売業 |
22 | 8031 | 三井物産 | 卸売業 |
23 | 8035 | 東京エレクトロン | 電気機器 |
24 | 8058 | 三菱商事 | 卸売業 |
25 | 8306 | 三菱UFJフィナンシャルG | 銀行業 |
26 | 8316 | 三井住友フィナンシャルG | 銀行業 |
27 | 8584 | ジャックス | その他金融業 |
28 | 8591 | オリックス | その他金融業 |
29 | 8593 | 三菱HCキャピタル | その他金融業 |
30 | 8898 | センチュリー21・ジャパン☆ | 不動産業 |
31 | 9986 | 蔵王産業☆ | 卸売業 |
なお、ディフェンシブ銘柄か景気敏感銘柄か迷うものについては、Perplexity AIで検索した結果で掲載しております。
「配当管理」アプリの分類とは異なるところがあるので、その点ご了承ください。
その他
今回は、REITを増やしました。

安定成長の配当と利回りに惹かれました。
No. | コード | 名称 | セクター |
1 | 1343 | (NF)東証REIT指数連動型上場投信☆ | ETF |
REITは株式より元本の上昇が期待できないですし、所得税の配当控除がないのもいまいちですが、配当が安定成長しており利回りがよいので購入しました。
ちなみに、「Jリートview東京証券取引所」のYouTube動画にて割安で長期投資向きと紹介されています。
4分ぐらいの動画なのでよかったら視聴してみてくださいね。
東証REITは分配金が3、6、9、12月の年4回出るのが好きなポイントです。
楽天のかぶミニでは取扱がありませんが、通常でも10口単位で取引できますよ。

ちなみに、SBI証券ではREITも1口単位で購入できます。SBIすごいです。
まとめ
この記事では、2025年1月末時点での日本の高配当株ポートフォリオを公開しました。
高配当株投資は割安なタイミングを見計らって分散しながら株を購入していくため、購入時には積立投資にない手間がかかります。
でも、基本的に売らないので買った後はほぼほったらかしです。
ひとかぶ(単元未満株)投資を活用すれば、少額で分散投資が可能なので、まずはひとかぶ投資で取引することをおすすめします。

失敗しても少額の損失ですむところがありがたいですね(経験者です)。
この記事に出てくるYahoo!ファイナンスと配当管理は下記の記事からアプリをダウンロードできます。
【持ち株の管理が大事!】Yahoo!ファイナンスと配当管理の無料アプリ2つで持ち株を管理しています
また、この記事のポートフォリオ関連の記事もありますのでよかったらご覧ください。
【利回りや配当はどれくらい?】2025年1月末ポートフォリオ1株ずつ購入で配当利回り3.4%
配当推移はこちらの記事です。
SBI証券と楽天証券の口座を持っていない方はこの機会に口座開設しませんか?

よくお得なキャンペーンをやっているので確認してみてくださいね!
この記事が、あなたのポートフォリオ作成に役立つことを願っています!